意外な薄毛対策?かつらについてまとめています。
薄毛対策にはかつらを使用する方法もあります。当然、根本的な解決策にはなりませんが、人からの見た目による印象は断然違います。
かつらには、毛の艶や光沢、手触りが自然な人毛かつらと、ポリエステルなどの化学繊維が主体の人工毛髪かつらがあります。また人毛と人工毛髪を一定の割合で混ぜ合わせたミックスかつらもあります。
かつらのベースとなる毛の植え込み部分の種類によって形状が分かれます。多くは人工皮膚タイプかネットタイプの物に分けられます。
付け方も接着剤で直接頭皮に取り付ける方法、かつらに付けた両面テープで取り付ける方法、ヘアピンで自毛に取り付ける方法、かつらに自毛を編み込む方法とだいたい決まっています。
かつらによって薄毛は改善されません。あくまでも頭にかぶせ物をすることで、一時的に髪が薄い部分を隠すだけです。さらに、かつらをすることによって、頭皮が常に蒸れる状態になるので、毛髪のことを考えると、決してよいものとは言えません。
かつらは長期間使用するとさまざまな不具合が出てきます。使い続けるためには、日々手入れやメンテナンスをしなければなりません。
自分の頭にフィットするかつらを作るためには、50~60万円ほどかかります。しかも、メンテナンスをしたからといって、一生同じかつらを使えるわけではなく、2~3年が買い替えが必要になります。
つけるだけで手っ取り早くフサフサの頭になる、という点では手軽といえますが、買い換えのコストを考えると、痛い出費になることが想像できます。
また、装着方法などにより、頭皮がかぶれたりする場合があります。