老化が原因で薄毛になる理由や、対策方法を紹介します。
薄毛の原因のひとつに老化があります。年をとると体のいたるところが徐々に弱ってきますが、毛根や髪も体の一部なので同じように弱ってしまいます。
毛根や髪が弱るということは、すなわち薄毛になりやすくなるということ。この現象は、誰にでも起こる自然なことなので、特に心配することはありません。とは言っても、できることなら薄毛は防ぎたいものですよね。
若い人のような毛根にするのは難しいですが、少しでも健康的な毛根でいられるように、対策すると良いでしょう。
薄毛の進行を遅らせる方法は、生活習慣の見直しに尽きます。老化による脱毛は、40代~50代にかけて始まると言われ、60代に至ると全身の体毛が薄くなっていくと言われています。
40代50代と言うと、まだまだ大丈夫と、つい無理をしたり不摂生な日常を続けていたりしがちです。しかしこうした無理が、知らず知らずに薄毛を助長しているのです。喫煙、偏食、睡眠不足、ストレス、運動不足…。髪だけでなく健康のためにも、生活習慣を見直すことが大切でしょう。
老化にともなう薄毛は男女を問わず起こります。これは、老化によって血管が弾力性を失い、収縮し血流量が減るため、頭皮が栄養不良と酸欠を起こしてしまうからです。
しかし男性の場合薄毛になりやすい人は、老化を迎える前に別の原因で薄毛を発症していることが多いです。逆に、女性は閉経以降の年齢、つまり老化が原因で薄毛になるケースが多いので、「老化が原因の薄毛」は女性にみられやすいと言えるでしょう。
また女性の場合、血行不良のほかにもホルモンバランスの崩れが、より薄毛を促します。これは閉経によって女性ホルモンが激減するからです。そのため、閉経後急激に薄毛になり、生活習慣の改善では追いつかないので、育毛剤などで対策をする女性もいるようです。
最近では、ホルモンバランスを整える成分が入った育毛剤もあるで、利用してみてはいかがでしょうか。